10月1日、日本マクドナルドが公式Xで、あるお知らせを発表しました。赤と黄色のあの陽気なピエロ、日本では「ドナルド」の名前で長年親しまれてきたキャラクターが、この日から**「ロナルド・マクドナルド」**になるというのです。投稿のメッセージはシンプルで、「今日からロナルド」というものでした。
海外の方には、今さらのニュースに聞こえるかもしれません。このキャラクターは1963年にアメリカのテレビCMに登場しており、当時から名前はロナルドでした。日本だけが違っていたのです。
なぜ日本では「ドナルド」だったのか
日本で最初のマクドナルドが開店したのは1971年です。このときから、このピエロは「ドナルド・マクドナルド」として紹介されてきました。名前が変わった理由は、はっきりしていません。
- 発音がむずかしいという説:日本マクドナルドを創業した藤田田氏が、「ロナルド」は日本人に発音しにくいと考えたのでは、という説があります。しかし、日本語には「ロ」も「ド」もあり、「ロ」は日本人の名前や言葉にもよく出てくる音です。この説はあまり説得力がありません。
- ラナルド・マクドナルド説:1848年に、日本で初めてネイティブの英語教師となったラナルド・マクドナルドと混同しないためだ、という説もネット上にあります。歴史的には重要な人物ですが、一般にはあまり知られていません。この説も考えにくいでしょう。
いちばん現実的なのは、当時は誰もこのキャラクターがこれほど長く続くとは思っていなかったことです。さらに、ファストフード業界がまだ若く、世界で統一したブランドを意識する時代でもなかったことも理由と考えられます。
なぜ今、変更したのか
企業側は、発表のほかに詳しい説明をしていません。ただ、同じ日に関連する動きがありました。ドナルド・マクドナルド・ハウスを運営する慈善団体が、各国の姉妹団体と同じロナルド・マクドナルド・ハウスに改称すると発表したのです。この団体は、病気などと向き合う子どもたちとその家族を支援しています。海外の団体と同じ目的を共有していることを、よりわかりやすく伝えたいという意図があるようです。
このことから、今回の変更は、ハンバーガーの売り上げを増やすためというより、世界で名前をそろえるためだと考えられます。
ファンの反応は?
反応はさまざまで、笑えるものも多くありました。
- 「今年いちばんの衝撃」という声が多く見られました。
- 「まだドナルドと言うと、年齢がバレる」といった冗談もありました。
- 「慣れるのに時間がかかる」「これからもドナルドと呼ぶ」という人もいました。
- 現在のアメリカ大統領と同じ名前を避けたのでは、という推測もありました。ただ、日本のメディアでは大統領をファーストネームで呼ぶことはほとんどないため、可能性は低いでしょう。
- 日本で親しまれてきた名前のままでよかった、という意見もありました。
まとめ
日本で育った人にとって、これは小さくても大きな変化です。半世紀以上使われた名前が、世界共通の名前に変わりました。しばらくは戸惑う人も多そうですが、「ドナルド」を懐かしむ投稿もこれから増えるでしょう。
出典: Japan Today「McDonald’s Japan officially changes its mascot’s name…to Ronald McDonald」(Casey Baseel、SoraNews24)https://japantoday.com/category/business/mcdonald%E2%80%99s-japan-officially-changes-its-mascot%E2%80%99s-name%E2%80%A6to-ronald-mcdonald

